Windows 10の標準アプリ「フォト」を使った動画トリミング手順
動画の不要な部分だけをカットしたいけど、難しい編集ソフトをわざわざインストールするのは面倒という方も多いのでは?実は、Windows 10には標準の「フォト」アプリがあって、簡単に動画のトリミングができるんです。難しそうに思えるかもしれませんが、意外とシンプル。ここでは、そのやり方を解説しますね。
まずは「フォト」アプリの起動から
最初に、「フォト」アプリを見つけましょう。スタートメニューにありますので、「フォト」と検索して開けばOKです。このアプリは家族の思い出写真だけじゃなく、基本的な動画編集も対応しています。インストール不要で便利ですよ!
動画の取り込み方法
アプリを開いたら、「新しい動画」をクリックし、「新しい動画プロジェクト」を選びます。次に、編集したい動画を選択すれば、作業エリアに追加されます。これで素材を一つの場所にまとめられるので扱いやすいですね。
タイムラインへドラッグ&ドロップ
動画をドラッグしてストーリーボードに配置します。操作に慣れれば直感的にできるはずです。タイムラインビューでは、動画のどこをカットまたは調整したいか把握しやすくなります。ただし、高度な編集機能と比べるとシンプルさは感じるかもしれませんが、十分な機能があります。
プロ並みにトリミングするには?(ほぼ)
実際のトリミングはちょっとわかりにくい点もあります。ツールバーの「クロップ」機能ではなく、「アスペクト比」を調整することで、映る範囲を変更します。必要に応じて、不要な始めや終わりの部分をトリミングも可能です。タイムライン上の動画をクリックし、「トリミングハンドル」を使うか、ツールバーの「トリム」(ショートカットキー:Ctrl + T)を使います。少しコツがいりますが、できなくはないです。
ときどきクロップのオプションが見えにくいこともあります。もし操作しても変化が感じられなければ、「クロップ」ボタンがツールバーに表示されるまで試行錯誤してみてください。
仕上げは保存だけ!
編集に満足したら、「動画を書き出す」をクリックします(多くの場合、右上に位置しています)。次に画質を選びます。例えば1080pや720p、540pなどです。保存先を指定して(例: C:\Users\<あなたのユーザー名>\Videos\Edited
)、あとはアプリにおまかせ。新しい動画ファイルが作成され、元の動画はそのまま残るので安心です。誤って上書きしてしまう心配もありませんね。
トリミングの便利なコツ
オリジナルの動画のバックアップは忘れずに!何かあったときの保険です。また、アスペクト比を選ぶときは、動画の使われる場所を想像してみてください。Instagram向けとプレゼン用では見え方が変わります。あと、トリミングによって画質が落ちることもありますので、その点も気をつけてくださいね。もしPhotosアプリの操作に不満が出てきたら、DaVinci ResolveやShotcutなどの無料の動画編集ツールも選択肢です。ちょっとした参考にどうぞ。
よくある質問
追加のソフトを使わずに動画をトリミングできる?
もちろんです。Photosアプリだけで基本的なトリミングは十分対応可能です。特別な機能が必要なときだけ、サードパーティ製のアプリを検討してくださいね。
「トリミング」と「クロップ」の違いは?
トリミングは動画の長さや不要部分をカットすること。一方、クロップは映像の見える範囲を狭めたり調整したりする操作です。両者は似ていますが、目的が少し違います。
保存できる動画のフォーマットは?
一般的に、PhotosアプリはMP4形式で保存します。ほとんどのデバイスやプラットフォームで再生できるので便利です。
クロップすると画質は落ちる?
少し画質が低下することはあります。特に大きくカットしたり解像度を大幅に変更した場合は、その傾向が強くなります。
後からトリミングを取り消せる?
トリミングした動画は別ファイルとして保存されるので、オリジナルに戻すことも簡単です。Photosアプリならではのメリットですね。
以上です!Windows 10のPhotosを使った動画トリミングは思ったより簡単ですが、完璧ではありません。ちょっとしたお遊び程度の作業なら十分役立ちます。数クリックだけで手軽に仕上げられるので、複数の環境でも使いやすいです。あまり難しく考えすぎずに、シンプルに使いこなしてみてくださいね。